pitti2210の日記

続くとは思えない

Threadsのこと、松尾潔と山下達郎の騒動のこと

この日記は基本的に当たり障りのないことを書くのが目的というか、Twitterという場所が機能しなくなった時のバックアップとして書き始めたのだけど、いざ始めると一日の頭の整理として良くてわりと楽しんで書いている。パソコンで書くと気合が入りすぎるのでiPhoneでポチポチ打って、推敲もあまりしないでそのまま出している。そんな感じのものなのでこれを読む奇特な方々もあまり期待しないで読んでいただければ幸いです。


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Threadsという名のSNSが始まった。Twitterの騒動のせいで皆が慌てた時期を見計らってMETA社が投下したのかもしれないし、たまたまこのタイミングだったのかもしれない。その辺はわからないが、使ってみるとインスタで繋がっている方が参加すれば自動でフォローされる機能のおかげで、今のところうまく機能している。Twitterの予備としては十分すぎる出来だと思う。タイムラインがカスタムできないので、フォローしてる相手とシステムが選んだ投稿しか見れないのが難点だが、バックアップなので特に問題はない。「時系列タイムライン」「リスト機能」「投稿の検索」あたりが追加されたら潮目が変わるかもしれないが、今のところ滑り出しは上々だと思う。良かったらフォローしてください。Twitterが壊れたらそこで会いましょう(不穏な逢引きの約束)。

 

「スマイルカンパニー契約解除の全真相」弁護士を通じて山下達郎・竹内まりや夫妻の“賛成事実”を確認|日刊ゲンダイDIGITAL

松尾潔によるスマイルカンパニー契約解除、そして山下達郎がそれに同意している話の続報が出た。松尾潔さん知ったのはNHK-FMの番組なのでそれほど彼のことを詳しく知っているわけではないが、とても論理的で隙のない詳細記事だと思う。

僕は山下達郎のファンではなく、彼が作ったいくつかの曲が好き程度の距離感の人間だが、この問題において山下達郎が決定的に間違った行為に及んだとは思っていない。彼は喜多川擴の犯罪を擁護したわけではないし、性犯罪を正当化したわけでもない。スマイルカンパニー松尾潔によるジャニーズ事務所への提言を理由に契約解除を申し渡し、山下達郎はそれを追認したに過ぎない。人には立場があり、そこには理由もある。僕らが山下達郎を裁くことはできないし、その権利もない。

だが拭えない疑念を抱いたのもまた事実だ。言うならばこれは検閲であり、表現の自由への侵害だ。もちろん国によるものではなく、いち民間企業の判断なので僕らが口を挟むものではないが、しかしアーティスト、もしくは音楽家が取る姿勢としては看過できないものだ。彼のステイトメントは日曜日に出されるとのことなのでそれまでは見守りたいが、先日の銭湯のサウナのテレビで若手のジャニーズの方が「ジェットコースターロマンス」を歌っていたことが、こうも苦々しい記憶になるなんてあの時は夢にも思わなかった。

ライジングで3度も観た山下達郎。あのライブはどれも最高の一言に尽きるもので一生忘れることはない。その思い出に反しない声明が出されることを心から願ってる。