pitti2210の日記

続くとは思えない

『はい、泳げません』のこと、『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』のこと

昨日は日記をサボってしまった。その前日が少し忙しかったというか、疲れが溜まっていたのもあって無理をしてしまい、さらには観ていたアニメにハマりすぎて完徹してしまった。で、昨日はそんな状態のまま映画を観に行って単純に時間がなくて日記が書けなかった。そんなでも大丈夫な日程だったからよかったけど、今日はペースを落としてまったりしていた。お昼に2回目のセブンのビリヤニを食べました。おいしかった。

 

少し溜まっている感想をさらっと書きます。

 

『はい、泳げません』という映画を観た。WOWOWで放送されていたものを録画して観た。

大学の講師を務める長谷川博己が水泳教室に通い泳ぎ方を教わる話。コーチは綾瀬はるか。彼は幼少期のある出来事がトラウマで泳ぐことができなかったが、ある出来事を通して泳げるようになろうと思い水泳教室に通う。

元々はエッセイが原作で、主人公の物語自体は映画のために用意されたものなのだが、原作を未読なのでどの程度手を加えられたものかはわからないと前置きした上で、とても作り話らしい映画だと思った。長谷川博己は大学の講師にしてはスマートすぎるし、綾瀬はるかは水泳のコーチにしてはかっこよすぎる。一緒に水泳教室に通うおばちゃんたちの話し方は一昔前のおばちゃんっぽすぎるし、主人公の周りの人間たちもエピソードも物語的すぎる。

だけどそれなのに違和感がないのだ。作り物であることわかるけど、それが嫌だと感じない。主人公が泳げるようになりたい理由もある意味ベタなのだけど、それを否定したいとは思わない。この映画の物語は作り物だけど、実際にこういう人たちはいるだろうと思う。こういう場所もあるだろう。こんなふうに人生を前に進めた人たちもいるだろう。そう感じるところがよかった。

久しぶりに観た綾瀬はるかはとても素敵で、ちょっと追いかけようと思った。

 

無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』というアニメのシーズン1を完走した。24話もあったのに完徹して1日で観た。そのくらいおもしろかったしハマった。

とある理由で引きこもった中年男性が交通事故で亡くなり、異世界で転生する話。いわゆる異世界転生というジャンルそのままなのだけど、思ったよりずっと主人公が真面目なのがよかった。

なんていうかこの主人公は転生前の世界では引きこもりをしていたし、それが原因で家から追い出されたし、エロゲーに精通しているし、時間が有り余っているからゲーマーとしても腕がある。だからそのような知識を駆使して異世界の、いわゆるファンタジー的価値観の世界で成り上がる話だと想像していたのだが、思ったより成り上がれていないのだ。彼は基本的にかなりの努力家にも関わらず、だ。性格的にはすけべなところがあるし、前世の記憶を保持したまま転生しているので乳児の段階から斜に構えたところもあるが、基本的には真面目。魔法の鍛錬を欠かさないし、結果それに見合うだけの能力を得る。しかし世界は広く、実力者は権力者は山ほどいる。モンスターも強い。だから全然無双しないし、できない。だけど努力を積み重ねてすこしずつ人生を前に進めていく。

なんていうかこういう『ドラクエ』とか『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな世界の解像度を上げるような試みの作品は最近多くて、それこそ『ダンジョン飯』とか『葬送のフリーレン』がそれに該当すると思うけど、僕は『無職転生』が一番王道で、幼少期に大好きだった『ダイの大冒険』に似たような地道さが本当に良いと思いました。

Twitterのフォロワーの方が薦めていたので気になっていたものの数年放置していたのだけど、人が勧めるものはやっぱり見なきゃダメだなあと思った次第。シーズン2も現在放送中なので追いかけるつもり。

 

疲れたので昨日見た『リボルバー・リリー』の感想は明日書きます。日記とは。それじゃ。