選択のこと、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 」のこと

午前中はやらなければならないことをこなし、午後からは腑抜け。疲れあるけど暑さもあって頭が働かない。良くないこともあれば、良いこともある。衰えもあれば回復もある。あえてぼかして書いているが、要は毎年忙しくなっているものの、それなりにうまくいっているのかなあという自問自答をしていて、その答えは数年後数十年後にわかるのかもしれないが、現時点での判断は「ぼちぼち」。こんなものかなあ、という妥協と怠惰の日々。それなりに幸せだけど、しっぺ返しをくらいそうな気もするし、褒めてもらえる気もする。

もし今の時点で成功者になっていたければ（何をもって成功とかは知らん）、10、15年前の私は大変駄目なのかもしれないが、今の私は完璧ではないし大きな欠点も抱えているが成功者であったとしたら失っていたであろう財産も手にしているので「ぼちぼち」。あ、なんかこんな話、「ブラッシュアップライフ」で観たな。もしあの時こういう選択をしていたら。結局、家族と友達を彼らは選んでいたけど、俺も似たようなことしてる気がしてきた。金持ちになる選択肢の方が幸せな気もするが。

この話は延々と考えられるので終わり。

昨夜は「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を観てきました。おもしろかったのでおすすめです。

2時間43分という長尺だけど本当にあっという間。退屈することなく時間が一気に過ぎ去る感じがとても良かった。僕は「ローグネーション」という5作目が大変好きでそれには及ばないが、部分的にはそれを上回っているし、後編の展開次第では超えるのまであり得る、という評価です。シリーズファンは絶対に見にいった方がいいです。

わりと難しいことをやってるというか、よく考えると映像にするのがわりと難しいというか、力量がないとチープになってしまう題材を取り扱っているのに、俳優も演出も映像も美術も舞台もすべてがガチなので説得力がもの凄くて全然飽きなかった。

前後編の前編で2時間43分、おまけにシリーズ7作目ということで尻込みする人もいるかもしれないけど、少し歳食ったトムがひたすらがんばるのは伝わってくるし、それだけわかれば何も問題ないのでおすすめです。俺も過去作はほとんど一度しか観てないので再登場キャラとかほぼ忘れてたけどまったく問題なかった。

ただ不満点というか、僕がこのシリーズを再び愛するようになった「ローグネーション」信者にとっては、大変重要な場面があり、その場面の評価が後編の存在のせいで定まらないという大変困ったことになり、早く後編が観たいのでそこんとこはよろしくお願いします。

いろいろ考えながら帰ってきて、急いで寝たけど6時間しか眠れなかった。ちゃんと睡眠を教えてくれるポケモンスリープ、かなり良いよ。