普通の日をありがたがること、「VIVANT」のこと
本州と比べて気温は高くないというか、わりと冷夏気味の北海道だけど、湿度が高くてなんなら午後の段階で80%を超えるくらいでじわじわと体力が削られる感じの一日だった。ここ数日は洗濯物が乾かなくて、北海道ってそういうのとはあまり縁がないと思っていたけど、徐々に気候的に南下してるのかなあと思ったり。
今日は昨年の終わり頃から今年の3月くらいまで闘病していた家族の誕生日だった。ケーキを食べて好きな晩ごはんを食べる日。それだけの日なのだけど、日記にも書いたけど、そういう普通の日が迎えられるかわからなかったので迎えられてとても嬉しかった。幸い今は元気。超元気ではないけど歳なりに元気。闘病してないと誕生日のありがたさなんでほとんどないのだけど、闘病をすると限りある時間だとわかる。人間って愚かというか単純というか、人間ではなく私の話なのだけど、そう思うのは仕方ないなあと思った次第です。ケーキおいしかった。
昨夜は「VIVANT」を観ました。判断は保留。「半沢直樹」チームで堺雅人主演作だけどテイストはかなり違った。モンゴル（？）のロケでかなりの予算を使っていたように見えたけど、現地民の役を日本人の有名俳優が演じたりしていて、「これはいわゆる文化の盗用と言われるやつじゃ？」という気持ちが最後まで拭えませんでした。アクションというか、カーアクションがそこそこあったけど、それをいかに日本のドラマ的な作りで見せるか苦心していて、つくづく視聴対象外なのだと思い知らされた感じ。「インディジョーンズ」とか「ミッションインポッシブル」とか、そういう世界で地位を確立したものには目をくれず、ひたすら日曜劇場としての血を濃くするような試み。僕には合わなかったです。来週は会議室ドラマっぽいので少し気になるけど最後までは観ないかなあ。
そんな海の日でした。海の日といえば、Twitter友達の月の人さんのプレイリストがとても良かったのでおすすめです。
ではー。
