紫陽花と、久しぶりの「こち亀」

昨日は考えることがたくさんあったけど、今日は本当に何もなくて、暑さも和らいで気持ちのいい一日を過ごせた。福岡の水害のニュースを見ると心が痛むけど、こちらは申し訳ないくらいの理想的な夏。こんな日がいつまでも続けばいいのにと思うけど、人生はそんなに甘くない。

紫陽花が綺麗な季節。毎日色が濃くなっていって見るのが楽しい。

久しぶりの「こち亀」の読切。軍艦島の話だった。軍艦島出身の紅月灯という女の子が、昔の話をする時に何度か登場していたのだが、今回は設定も同級生に変更されて、軍艦島の生活そのものを描く話になっていた。まあ毎回部長の誕生日が変わる作品なので特に問題はない。

廃墟として有名な島の、発展していた当時の雰囲気をマンガで再現する。軍艦島そのものを描くのではなく、あくまでそこにやってきた両津少年の思い出として。アウトサイダーとして完璧な距離感で描かれていて、秋本治はまだまだ健在で本当に嬉しかった。連載当時よりおもしろくなってる。今でも進化してる。現役って本当に凄い。